Global Surveillance on Emerging and Re-emerging Diseases

特殊感染症等の疾病情報の収集システムの構築および活用に関する研究

 

アフリカ訪問
(3/16-3/28)
訪問者
吉原なみ子氏(国立感染症研究所)
Dr. Ahmed El-Gohary (Suez Canal Univ.)
Mr. Bart Vandecasteele (Fujirebio BV)
訪問先
セイシェル
マダガスカル

 

 

 

各訪問先で輸血由来感染症セミナーと技術指導を実施。セーシェル・マダガスカルのセンチネル視察訪問

吉原なみ子(国立感染症研究所)

 本年3月アフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶ二つの島国、セーシェルとマダガスカルを訪問した。
セーシェルはほぼ種子島の面積で人口約8万人の美しい小国である。GDPは7300米ドル、治安も良く、今まで経験したアフリカとは全く違った印象である。国内に大学がないため海外で教育を受けた医師とキューバから派遣された医師の合計45人が中央病院と地方の3病院および23の診療所をカバーしている。医療サービスは十分すぎるようだが、検査室の設備や機材は不十分で学術書も極めて少ない。彼らは新しい情報を欲していた。HTLV-Iの感染率が高いのでキットを供与した。
 一方、マダガスカルは、面積は日本の1.5倍、人口1550万人。GDPは122米ドルで治安は良くない、典型的なアフリカである。1880年開設の歴史ある陸軍病院を訪問した。3年前から輸血関連ウイルスについて同一検体を現地と感染研で検査する共同研究を行っているが、その結果、不一致例が多く見つかった。今回の訪問でデータの整理、検体の保存、検査精度に問題があることが分かり、改善を指導した。国際協力は物資の供与のみならず、技術支援や信頼関係の構築も重要であることを再認識した。
最後にこのような機会を与えて下さった蟻田理事長、ACIH、同行されたスエズ大学(エジプト)のゴハリ教授およびキットを提供して下さった富士レビオ株式会社に深謝致します。
 

セイシェル:保健省の建物はホテルと間違えるほど綺麗 マダガスカル:検査室を視察

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[最終更新日:2003/07/04 ]
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